歌詞

甘い嘘で 溺れてた

「好き」だけじゃ 足りないわ

もっと深く 刺してほしい

永遠(とわ)を誓うその代わりに

口先だけの「愛してる」

耳に馴染んだそのセリフ

どうせまた 裏切るんでしょ？

なら最初から壊してよ

優しさなんて 毒にしかならない

触れた指先 震えてるじゃない

覚悟もないくせに 愛を語るなんて

見てらんない——だから

愛してる？ じゃあ死んで

私だけを選んで

他の誰にも 触れられないように

息の根ごと 奪ってあげる

歪んだ恋でもいい

狂ってても構わない

この叫びが届くのなら

ねぇ、死んで——私のために

「運命だ」とか 都合いいね

愛を盾にした支配(あそび)でしょ

でも私も 似たようなもの

欲しくてたまらない、君の“すべて”

天使のふりは もうやめた

悪魔のように 抱きしめる

偽りでも 騙しでも

最後に残るのが「私」ならそれでいい

愛してる？ じゃあ死んで

この腕の中で終わって

誓いの代わりに 鼓動を頂戴

苦しむ顔も 愛しくなる

穢れてしまっていい

壊してしまっていい

ねぇ、私だけのものになって

命ごと——捧げてみせて

愛してる？ じゃあ死んで

他に選択肢(こたえ)はないの

「ずっと一緒に」って言ったでしょ

それが嘘なら罰をあげる

美しい最期(ラスト)を見せて

涙よりも鮮やかに

この愛が“真実”だと

証明して——命を賭けて

微笑んで、最後に

「ありがとう」って、囁いて

それでいいの、ねぇ

あなたが“私のもの”なら——