灰皿に口づけのジャケット写真

歌詞

レモン飴では騙されない

夏目そら

レモン飴ころころ 缶の中

恋もころころ 転がって

甘くて酸っぱい思い出を

誰が拾ってくれるのかしら

「君だけだよ」と笑った顔を

三丁目のネオンが見てた

背広の襟には知らない香水

言い訳ばかり上手になって

昔のあたしは馬鹿だった

レモン飴ひとつで許したの

涙の理由も聞かないくせに

優しさだけは一人前

あぁ 男って

どうして帰る場所を

増やしたがるの

あぁ 女って

どうして最後に

信じてしまうの

レモン飴では騙されない

もう子供じゃないもの

甘い言葉は歯にしみる

恋の虫歯になるだけよ

レモン飴では騙されない

酸っぱい顔で笑うの

泣いた数だけ口紅は

綺麗に似合うもの

おでん屋帰りの赤提灯

「悪かった」と肩を抱く

謝るくらいなら最初から

馬鹿な真似などしなきゃいい

愛されたかっただけなのに

女はいつも損をする

だけど明日もヒール鳴らして

この街を歩いていく

夜更けのラジオが

古いジャズを流せば

傷も踊りだす

ひとりの部屋でも

負け惜しみくらいは

上手くなったわ

レモン飴では騙されない

あたし昭和の女だもの

転んだ数だけ立ち上がる

それが生きるってことでしょう

レモン飴では騙されない

それでも恋はするでしょう

少しくらいの傷跡を

笑って歌に変えるのよ

レモン飴ころころ 缶の中

恋もころころ 転がって

最後に残った酸っぱさも

きっと人生の味だから

  • 作詞者

    夏目そら

  • 作曲者

    夏目そら

  • ミキシングエンジニア

    夏目そら

  • ギター

    ポン汰

  • ドラム

    ポン汰

  • ボーカル

    ポン汰

  • ピアノ

    ポン汰

  • サックス

    ポン汰

  • その他の楽器

    ポン汰

灰皿に口づけのジャケット写真

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ネオンに揺れた恋も、嘘に濡れた夜も、拍手に包まれた舞台もあった。

愛されることを夢見て、傷つきながらも口紅を引き直し、朝を迎えてきた女たちへ。

『灰皿に口づけ』は、昭和のジャズ歌謡とブルースの香りをまとった、大人の女性たちの物語。

雨に消えた約束。
赤いヒールに隠したため息。
港の灯りに重ねた願い。
鏡の向こうで微笑む、あの日の自分。

恋をしたからこそ優しくなれた。
涙を知ったからこそ、強くなれた。

これは、誰かを恨むための歌ではなく、
愛した日々に「ありがとう」と口づけを贈るためのアルバム。

煙のように消えていった思い出さえ、
きっと人生を彩る宝物だったのだから。

アーティスト情報

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