

琥珀色のグラス越し
ネオンが揺れて滲んでる
ピアノの隅の古時計
今夜も静かに時を打つ
あなたが好きだった煙草の銘柄
今でも時々 探してしまう
「元気でいるか」と聞きたくて
電話帳まで開いた夜
優しい人だったけれど
優しさだけじゃ暮らせない
愛と現実の間には
小さなため息が降るのね
忘れたつもりでいたのに
名前を聞けば胸が鳴る
女の未練は厄介ね
笑っていても消えやしない
グラスに浮かぶ横顔を
指でなぞって消してみる
「幸せだった」と言えたなら
それだけでいい恋でした
グラスに浮かぶ横顔が
今夜もあたしを困らせる
憎めないほど愛したの
馬鹿ね 本当に馬鹿ね
ピアノのコードに寄り添いながら
サックスがため息のように歌う
窓の向こうの雨上がり
濡れた舗道に灯りが揺れる
若かった頃のあたしたちは
未来ばかりを見ていたわ
あなたの夢を応援して
自分の夢は後回し
それでも後悔してないと
強がる声が少し震える
男は過去をしまい込み
女は過去を抱いて眠る
どちらが幸せなのかしら
今でも答えは出ないまま
グラスに浮かぶ横顔を
涙で滲ませたくはない
愛した日々に嘘はない
だから綺麗に終わらせる
グラスに浮かぶ横顔へ
最後の乾杯をあげるわ
ありがとうって呟いて
新しい朝を迎えるの
琥珀色のグラスには
もう誰も映らないけれど
飲み干した恋の残り香が
静かに胸を温める
おやすみ……
さようなら……
- 作詞者
夏目そら
- 作曲者
夏目そら
- ミキシングエンジニア
夏目そら
- ギター
ポン汰
- ドラム
ポン汰
- ボーカル
ポン汰
- ピアノ
ポン汰
- サックス
ポン汰
- その他の楽器
ポン汰

夏目そら の“グラスに浮かぶ横顔”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
レモン飴では騙されない
夏目そら
- 2
雨に消えた口約束
夏目そら
- 3
赤いヒールのため息
夏目そら
- 4
夜更けの嘘つき時計
夏目そら
- ⚫︎
グラスに浮かぶ横顔
夏目そら
- 6
港灯りのララバイ
夏目そら
- 7
真珠色のさようなら
夏目そら
- 8
化粧鏡の向こう側
夏目そら
- 9
灯りを消したあとで
夏目そら
- 10
灰皿に口づけ
夏目そら
ネオンに揺れた恋も、嘘に濡れた夜も、拍手に包まれた舞台もあった。
愛されることを夢見て、傷つきながらも口紅を引き直し、朝を迎えてきた女たちへ。
『灰皿に口づけ』は、昭和のジャズ歌謡とブルースの香りをまとった、大人の女性たちの物語。
雨に消えた約束。
赤いヒールに隠したため息。
港の灯りに重ねた願い。
鏡の向こうで微笑む、あの日の自分。
恋をしたからこそ優しくなれた。
涙を知ったからこそ、強くなれた。
これは、誰かを恨むための歌ではなく、
愛した日々に「ありがとう」と口づけを贈るためのアルバム。
煙のように消えていった思い出さえ、
きっと人生を彩る宝物だったのだから。
アーティスト情報
夏目そら
日本の伝統美と現代のエレクトロサウンドを融合させた音楽を制作するアーティスト。和楽器×エレクトロ、ボカロ×幻想的なメロディを得意とし、幽玄で切ない世界観を楽曲に込める。TuneCoreを通じて、より多くの人に音楽を届けたいと思っています。
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