Calpis Days Front Cover

Lyric

Calpis Days

PONSUKE

縁側から聞こえてた セミの大合唱

窓越しに感じてた 街の匂いと太陽

友達は海や山 ラジオ体操の声

僕の夏休みは 畳の部屋がすべて

扇風機の首振りと おばあちゃんの声

「濃い目にしといたよ」って笑ってた

薄暗い部屋で 冷えたグラスの水玉

甘すぎて少し胸がつまる

濃い目のカルピス あの夏の味

溶けきらない白いかけら 揺れていた

あの日の僕の部屋は 小さな宇宙

いまでも続いてる この胸の奥に

僕の夏は まだここにある

令和の夏も ボーナスのニュースが眩しい

旅行の写真 SNSに溢れてる

僕は相変わらずのホームグラウンド

エアコンの風が 虚しく肌を撫でる

コンビニで買った氷に カルピス注いで

「濃い目にしとこう」って呟いた

大人になった僕が 自分で作る夏

少しだけしょっぱいのはなぜだろう

濃い目のカルピス あの夏の味

胸にしみる甘さと 少しの焦り

大きな世界の外で 小さな宇宙

いまだに続いてる 変わらない僕の夏

この部屋の中 ひとりの夏休み

大人になれば 変わると思ってた

だけど濃い目のカルピスが

僕をまだ繋ぎとめてる

子供の頃の僕と

濃い目のカルピス あの夏の味

甘さとほろ苦さが 混ざりあって

大きな世界の外で 小さな宇宙

それでもいい これが僕の夏休み

まだここで ひとりの夏休み

  • Lyricist

    PONSUKE

  • Composer

    PONSUKE

  • Producer

    PONSUKE

  • Programming

    PONSUKE

Calpis Days Front Cover

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