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夕日に差された、貴方様。
見惚れるような、情も隠せず。
「一目惚れ」とは、
この情を指す為に在る言葉だろう。

世に存在する光の意義は、
貴方を照らす事だけだろう。
それを知らない、お姫のように、
私に邪気なく話かけた。

美しい魂は、還元した。
病すら、貴方を愛した。
一人になる。

卑俗の口を、貴方の冷たい唇と重ねていた。
透明な肌に、温もり探し、意味無く抱き寄せる。

絹のような漆黒の髪を、透かしていた、
意味とかはない。
忘れたいと、忘れたいと、
弱さが言う。

記憶に記された貴方様、
童話の姫の様な存在です。
「一目惚れ」という言辞。
それを私が言うのは、恐れ多い。

空に浮遊する雲の影は、
光の貴方を独占する。
本体の無い、お姫様、
私に邪気なく話かけた。

儚い存在は、酸化しない。
記憶で、貴方を廻り巡る。
二人になる?

卑俗の考よ、貴方の冷たい唇を忘れるのかい?
透明な貴方、光を探し、意味無く願ってみる。

絹のような漆黒の髪を、三つ編みに編んで、
花冠をつけた。
忘れたい?と、忘れたい?と、
私が問う。

存在の炎は尽きてしまったけれど、
貴方は私の世界で唯一のお姫様。
ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、
私の美しい記憶、で笑っていた。

高雅な追よ、貴方の記憶を背負って生きているよ。
透明な貴方、生の途中で、微笑んでいたんだ。

絹のような漆黒の髪の、お姫様が嬉しそうに言った。
貴方の城で、永遠に、
生きている。

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