歌詞

嘘ばかりだ　優しさなんてハリボテで

そんな夜の隅で　明日に怯えてた

あぁ

傷だらけの手が　歪んだリズム刻んで

隙間もない胸が　零した言葉集めた

錆びついた声が　消えそうな音で

今　奏でた

痛みに踊れ　孤独のパレード

綿の出たクマも踊り出す　あぁ

何も残らない　こんな歌だけが

慰めてくれた

優しかったんだ

ねぇ　もしも　みんなと同じようにできたら

それは僕のままで　居続けられるのかな

あぁ

温もりのない目が　身体を締め付け揺らして

絡みついた顔が　笑い声を上げ張り付いた

鳴り止まない声が　頭の中で回る

もうやめて

泣いては歌え　嘆きのパレード

捨て猫達も歌い出す　あぁ

空も知らない　こんな雨だけが

抱きしめてくれた

もう離さないで

♪

独りで零す　静かなパレード

形になる前に崩れてしまうから

拾い集めて　抱きしめていたんだ

あぁ

痛みに踊れ

ズレた僕らの　いびつなパレード

綿の出たクマも踊り出す　あぁ

何も残らない　こんな歌だけが

慰めてくれた

濡れた歌声が　滴り染み込んでいく

引きずった足跡が　いくつも重なり交差した

誰にも気づかれないまま　鳴り続けていた

パレード