今宵は屋根の下のジャケット写真

歌詞

ブラックコーヒー

Fuka

人はどうしてすれ違っていくのかな

僕の思いはこうして 音になり消えていく

足音刻むリズム 隙間風のコーラス

電球が照らす僕は 天井を仰ぐ

覚えている 君の淹れてくれたコーヒーの香りも

胸の奥染み付いていて 離れない

覚えている 君の声も仕草も口癖も

今日が終わる前に朝が来る

美しいものだ 儚いものだ

グレーのフィルターで世界を見る

グラスの氷が パチンと弾ける

あれ、誰を生きてるんだろう

溢れていく 黒が僕を柔らかく包んでゆく

喉の奥染みるほどに 冷たい

溶け残った甘ったるさは喉に絡むから

苦いくらいがちょうどいいな

キリリと締まる 酸味のアクセント

思い出が邪魔する それ以外味もしなくなって

こんな月を1人で見つめている

滲んでゆく 沈んでゆく

覚えている 君の淹れてくれたコーヒーの香りを

胸の奥大切にしまっておくよ

覚えている 飲めないのに飲んだあの味を

好きになれたよ

人はこうして 大人になっていくのかな

  • 作詞者

    Fuka

  • 作曲者

    Fuka

  • プロデューサー

    Fuka, Kentaro Yamamoto/LYRICAMUSICA Inc.

  • レコーディングエンジニア

    Kentaro Yamamoto/LYRICAMUSICA Inc.

  • ミキシングエンジニア

    Kentaro Yamamoto/LYRICAMUSICA Inc.

  • ギター

    Fuka

  • ボーカル

    Fuka

今宵は屋根の下のジャケット写真

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福岡をホームに世界を旅しながら音楽活動を行なってきたFukaの1stALBUM。今回のALBUMでは歌と歌詞に重きを置きシンプルでありながらもどこか哲学性や文学性を持つ歌詞、柔らかくしなやかでありながら強さを持つ歌をアナログ的な録音方法で収録。カントリーやフォークを軸としながらロック、ポップス、カントリー、チル、テクノなどさまざまな音楽の色を吸収した上でシンプルに音源化した意欲作。

アーティスト情報

  • Fuka

    海外にバックパッカーで旅に出て、路上で音楽活動を行なってきた。英語も堪能で国を問わず多数の人達に支持される歌を歌う。 カントリーミュージックを中心にロックポップスをアコースティックな音でまとめ、人幸せの瞬間を切り取った歌詞を伸びやかで切なさを持ち合わせた唯一無二な歌声で表現するシンガーソングライター。

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