No Fun RECORDINGSのジャケット写真

歌詞

黒鍵

No Fun

「ポケットから今何か落ちましたよ?」

街でそう声をかけられたとして

見覚えの無い財布 中身も無く

知らず知らずの内に余計なものを

人生はそうやって肥大化していく

予想に反していく うろ覚えの約束

本当に落っことしたモノには気付かず

贅肉、肩の荷、蓄えていく

そうかといってガキを風呂にも入れず

旅に連れ回していたあのヒッピー家族

両親の満足 子は何も選べず

欲しくても言えなかったあのプラモデル

知れば知るほど一人ぼっちの気分か?

それも間違っちゃいないさ

最期は独りさ

夢の中で枯れ 触れてみた世界とのズレ

いつも帰ってくるのは決まって

こんな穏やかな午前中だった

苔むしたサンルームに降った

申し訳程度の日射しを頼った

どうして言葉に出来ないものを歌詞にして

ましてや聴き取れない程の大音量で

手荷物程度の情熱より信頼の置けるこの果てしない虚無

丈夫なメンタルを鍛えろ耐えろ 人生の伴侶は''虚無''

濃霧の峠でアクセル緩めた小物のアイツは焦る

戦争や感染症の乱れ世に誰よりヘマなリアクション

随分前から潜伏してたさ 気付けなかったお前

まさか本番に弱いタイプか?

どうして言葉に出来ないものを歌詞にして

ましてや聴き取れない程の大音量で

  • 作詞

    Syu Uchida

  • 作曲

    No Fun

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アーティスト情報

  • No Fun

    2020年に前身バンドである「ピアノガール」が活動を休止するタイミングで、Vo./Gt.内田秋を中心に結成。当時のメンバーであるGt.NJと結成初期に在籍していたBa.長友拓也の3人でNo Funの原型となる。バンドコンセプトである「多様性」「フィジカルミュージック」の下に、次々とメンバーが加入し現在、ギター・ベース・ドラム・ツインパーカッション・バイオリン・フルート・トランペット・サックス・ピアノからなる10人編成バンドとなる。 メンバー全員のルーツが混然一体となり壮観なスケールで奏でられるオーケストラパンクは、唯一無二の存在感を放つ。 結成当初より地元京都ローカルに根差した主催イベント「不時奏」を継続し開催している。 加えて、より多くの出会いや遊び場所を求めて、大所帯とは思えないフットワークの軽さで各地へ出演し、2023年には、初の海外での公演となる、韓国への遠征を行なった。アコースティック編成、デュオでの演奏や、クラブイベント、サイクルショップのインストアイベントなど、形態や場所に囚われず幅広く柔軟なスタイルで活動をしている。

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