歌詞

夜のカーテン閉めりゃ おいらの舞台

お月様ひとり お客様

頑丈な金庫も 針金一つ

チーズの様に とろける

鋼鉄の手錠も冷たいオリも

おいらを捕らえられやしない

山積みの札束をかっさらい鞄に詰めて

ひょいと持ち上げればそれは少女ひとりぶんぐらい

飛び出した摩天楼 ガラスの雨 夜景の渦 コバルトの深海

ニヤリと 振り返れば 真っ赤な顔のポリスメン

次のターゲットには 極悪大富豪

闇取引の財宝を 頂く

黒猫の様に するりと入れば

ご対面さ 宝石の山

お決まりの鞄に詰め込んだら

グッバイ ララバイ お邪魔しました！

駆け抜ける街 通り過ぎるストリップ 君は誰？

着せられたドレスに曇る顔隠し踊る 少女は

ゴールドやダイヤより 綺麗な瞳で でも悲しい瞳で おいらを見つめた

ニコリと 振り返れば 少し笑ったガールフレンド

おいらは泥棒 君は誰

おいらは泥棒 君は誰

教えて

次のターゲットは 君にするよ

今宵の舞台 迎えに行くよ

はじめましてお嬢さんどうか泥棒の私奴に

その美しい瞳を奪わせてくれないでしょうか？

飛び出した摩天楼 手を引いて 駆け抜ける ふたりはただ

愛だとか 正しさだとか 難しい事は どうでもよかった

ニコリと 振り返れば 少し泣いてるガールフレンド

夜のカーテン閉めりゃ おいらの舞台

お月様ひとり お客様