Lyric

風が吹いた気がした

視線の先あなたが

「切りすぎた」と言った髪

些細な変化が世界を変えたとか

大袈裟だと思うけど

君を見ると悪戯に

世界が赤く、白く、強く色づいて

視線を留めて離さなくなった

フィクションのような

お決まりはないから

助けが必要な事件はないけど

舞い降りた白い翼の嬢さんは

心も呼吸さえも奪う

不思議な魔法を振り撒いて

挑発的に笑うんだ

僕が特別じゃなくても

あなたが孤独じゃなくても

一人を想って

満ち満ちと注ぐ愛が届くように

あなたを照らしたい

僕だけが照らしたい

想いの粒があなたを包み込む

極光の様に

あなただけを想うほど

時は流れ陽は落ちる

僕だけが進まぬ刻

浦島と同じ魔法憎めないStory

現実とは理想とは不条理に乖離

望む結末には光が足りない

足りないよ…

白い翼の嬢さんは

桃源郷とキスをして

憎めない笑みで

隠してた鋭い爪を見せるんだ

僕が特別じゃなくても

あなたが孤独じゃなくても

魔法にかけられた

僕はただ注ぐ愛が報われる日を

舞い降りた白い翼の嬢さんは

心も呼吸さえも奪う

不思議な魔法を振り撒いて

挑発的に笑うんだ

僕が特別じゃなくても

あなたが孤独じゃなくても

一人を想って

満ち満ちと注ぐ愛が届くように

あなたを照らしたい

僕だけが照らしたい

いつか僕があなたを照らすよ

極光となって