もっと幸せでいても許してのジャケット写真

歌詞

ハル

朱眼マナツ

青 白 光 感じる

閉じた目

澄まされる済まされたくない声

この場にいてはいけないような

今なにかしなくてはいけないような

焦燥 不安 を

否定 拒否

肯定にすがる

孤独な安心

足元を見られる

後ろ指を指される

中傷 馬鹿にされ

急かされる

失速しない疾走

誰かの後ろ姿

まだ先に まだまだ先に

進まなきゃ…

あれ今なにしてるんだろ?

どこに立っているんだ?

霞む 滲む 歪む

脳味噌 揺らぎ

夢が気泡が息が

できない

まとわりつく薄灰色

雑踏のなかの静寂

認識との微弱な差異

足取りの斜め後ろを歩く思考

整頓するLED

黄色い線の範囲内

地面の矢印

流れていくしかない

流れていくしかない?

ふざけるな

その足はどこに向かうか分かっているのだろうか

その目は写したいものだけを写してはいないだろうか

その心は鈍くなっていないだろうか

その手はなにかを掴もうとしているのだろうか

その耳はちゃんと機能しているのだろうか

必ず夢を見る

寝て、起きて、食べて、寝て

サイクルの中の一部

大部分を構築する社会文明の一員

パズルのピース

ちっぽけだからいらないのか、ちっぽけだから重要なのか

アクセント

取るに足らないのか、必要なのか

あの人

消えてしまうのか、愛されているのか

常に板挟みの この

  • 作詞

    朱眼マナツ

  • 作曲

    TAKuMA

もっと幸せでいても許してのジャケット写真

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俳優・アイドルとして活動していた経験を生かし、下北沢を中心にライブ活動を行なっている朱眼マナツ(あかめまなつ)が初のミニアルバムをリリース。文学的な歌詞を表情豊かに歌い上げる劇場型ライブが特徴で、自身のMVを監督する等映像作家としても活動している。言葉の字面だけでは伝わらない余白や余情を表現したい彼女が「もっと幸せでいても許して」と願う想いを込めたのが、今回のミニアルバムである。

アーティスト情報

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