Lyric

風を切り　走るのさ　瞬間を

鮮やかに　漲る力

地平線に昇る　眩しい太陽が

視野の開けた広野を　睨むように焦がす

加速するエンジン　フェラーリにも勝る

与えられた野生の　掟を守れ

掠め奪い去る　ハイエナたち

サバナの中で　あざ笑った

しなやかなスピードで　追い求めた

守り通したいものがある

風を切り　走るのさ　瞬間を

その命　尽きる時まで

生きとし生けるもの　繋いでゆくために

眠っている本能　時に覚醒する

生きるための術を　揺るぎなく導いた

旅立つその姿に　恐れなどない

射程範囲から　狙う先に

足音消して　忍び寄った

駿足のスピードで　ありのままに

ひるむことはない　真っすぐに

果てしない　この大地　駈け抜ける

凛とした　そのプライドで

気高き孤独な獣たち

その姿は尊く　美しく

遠くを見つめるアイリスは

捕らえるのか　獲物を　その爪で

しなやかなスピードで　追い求めた

守り通したいものがある

風を切り　走るのさ　瞬間を

鮮やかな　スピードハンター