

森岳名物 じゅんさい取ってら ばさんがたじっぱりいだど
帰ってこねばさん いだどおもたけ 沼さ落ちでだど
春さなれば 熊よりはえぐ 道さ湧いでくる
ババヘラ婆さん 銀のへらもて 国道占拠する
秋田の人がた 好きだ話こ 人の噂ばし
自殺に 離婚 じぇんこに 売春 不幸で飯を食う
秋田のばさんがた 犬猫増えれば 川さぶなげるど
川の底っこ さらってみだっけ 骨ばし出てきたど
秋田の人がだ 口っこ揃えて 現実見れという
あだがだのまなぐで 現実みでらば オラだば死ぬしかね
今日の ばげまま ハダハダ取れで こえだばたいしたうめでゃ
とごろで むげーの とさんどしたど あの人 自殺したど
能代さ イオン できで 騒ぎだ どごでも喋ってら
田んぼ 買われだ 家だば しったげ じぇんこ 入ったびょん
あそごの国道 道路拡幅 家どご寄へねばね
役場がら しゅんたげ じぇんこ入って 新築家並ぶ
秋田の人がた 幸せいっぱい 夢と希望ばし
人口減少 高齢 過疎化 部落さ 子供いね
学校統合 学校廃校 なーんも子供いね
部落の中を あんでみだっけ 年よりばしいだど
虚ろな目して 森の中の 心療内科行く
へぢゅね へぢゅね 喋ってみだっけ 診断書こへでけだ
薬こ貰って まなぐあげで やっとこ会社行ぐ
へぢゅね へぢゅね あーへぢゅね こえだばもう死ぬが
不眠に 動悸 対人 恐怖症 なんも仕事さえね
んだども 上司さ 相談したっけ 気持ちごだげだど言う
凍る朝間に 国道見だっけ 車 滑ってら
おーこえだば あえさ跳ねられ ドーンと 死ね上司
人だば みんな 我慢すて生ぎで 定年まで堪えねばね
俺あど20年 おめあど40年 よいんでねごどばしだごど
夢を持っては 飯は食えねと としいぎ口にする
現実どご見て 手堅く役場さ 入れば安泰だ
安泰 安泰 安泰 安泰 安泰
そんなあんたは良いのかい? 安泰なんだべが
- 作詞者
鈴木 諭
- 作曲者
鈴木 諭
- レコーディングエンジニア
鈴木 諭
- ミキシングエンジニア
鈴木 諭
- マスタリングエンジニア
鈴木 諭
- ギター
鈴木 諭
- ボーカル
鈴木 諭
- バックグラウンドボーカル
鈴木 諭

鈴木 諭 の“厭世・秋田音頭”を
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厭世・秋田音頭
鈴木 諭
日本最古のラップと言われる秋田音頭。
広く膾炙しているお国自慢とは裏腹に、本作は「厭世」と題している通りかけ離れた世界観だ。
謎に現近代のラップか何かのようなアレンジがされ、全体に独自の解釈が成されている。
氏の作品群においては初めてジャンルが”ラップ”となる楽曲だが、果たしてこれがラップなのかそれ以外なのか当人ですら分からない。一先ず、この実験的独創民謡に耳を傾けてみてはいかがだろうか。
アーティスト情報
鈴木 諭
地獄の詩世界と秋田弁ブルースを唄う、裏日本シンガー。じゅんさい王国(旧・山本町)出身。2023年頭より弾き語りを本格始動し、代表曲に『犬の川』『アトピーのうた』 『亀のいる木橋』などがある。「東北の情念的な系列」と評される文学的かつ厭世的な歌は、各所で高い評価を得ている。またもう一つの持ち味である秋田弁ブルースも「何を言ってるか全く分からないけど面白い」等の声を集め、人気を博している。精神疾患の再発を機に、療養を経て2026年より拠点を秋田に移し活動再開した。
鈴木 諭の他のリリース
哥処 墨林庵



