PELICANSWAMPのジャケット写真

歌詞

東京

PELICANSWAMP

灰と消えてく東京

僕の君の記憶

胸に灼けて 重なる

淡く影は街に満ちる

灰と消えてく東京

ともしびの記憶

夢に語らう 誘う

今に降りやむ雨に響く

待ち合わせはいつもの場所

人通りが絶えないあの店の角

君を見つけて歩き出す

影も徐々に伸びはじめる頃

センター街を手引いて歩く

無邪気な言葉に適当に相槌

フードかぶりクールぶる

けど君の目には決して隠せないね

濃いブルー

ここは海に沈んだ街

目瞑ったまま浮かんだり沈んだり

泡に包まれた嘘も本当も

はじけて空に消えてく

喧騒は次第に小さくなって

残った一瞬の静寂

しっかりと握り直した手から

君の脈拍だけを感じた

浮かんだ夜ごと持ち帰り

表の遠い 遠い海を隠している

終わらぬ日々のループは

ゆらり月を廻り

灰と消えてく東京

僕の君の記憶

胸に灼けて 重なる

淡く影は街に満ちる

灰と消えてく東京

風に舞ったビニール袋が

アスファルトに落とした影

交差点ですれ違う何百の人の

人生に思いを馳せる

三年前にこの街に来た

ほとんどがうまくいってた

君と出会った あの駅で待った

でもだんだんと景色が靄がかった

道は千に別れて

くっついたと思えばまた離れて

そんなことを考えているうち

これもまた道なのかなとか思えて

離した君の手の冷たさ

もうとうに忘れてしまった

波間にたゆたう小舟のように

今は好きな歌をうたってる

  • 作詞

    isoroku, YNO

  • 作曲

    YNO

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