Lyric

古ぼけた写真を伏せる 気だるい気持ちと同じ

足音が響かぬ日はいつだってこんな雨音

あの夜にいい加減な言葉でさよならしたからかい？

あの人の困った顔も私は覚えてないな

星が触れる 水面が揺れて 明日が侵され続ける

つまらない映画のエンドロールみたいな

そんな 二人だった

それでも愛が知りたくて 僕は ずっと 必死だった

僕が好きだったあの長い髪はもう切ってしまったかい？

そんなこと知る術もないことだけど

気の抜けたビールみたいな

モノクロの今日の空によく似合う服ばかりを着ていた

吐き気が 眩暈がするような

そんな 終わりなら 良かったな

安物の映画のラストシーンみたいに

何度だって言って もっと

つまらない映画のエンドロールみたいな

そんな 二人だった

それでも愛が知りたくて 僕は ずっと 必死だった