歌詞

夕暮の冷たい部屋に

彩(イロ)果てた　一輪の花

モノクロの世界で謳う

この声はもう届かない

静寂と孤独の中で

今日もまた夢を見てる

永遠はないと言う事を

ねぇ君も知っていた？

矛盾の果てに　確かな嘘を

踠きながらも　明日を探してる

変わらない温もりを抱いて

どうかそばにいさせてよ

涙はもう枯れ果てて

時が戻ればいいと

いつかきっと咲かす

色の無い世界でも

張り詰めた心の糸を

溶かしてく

悲しみも濁った水も

ガラスの向こう閉じ込め

今は全てを　闇に浮かべて

静寂の中　息を潜めている

叶わない愛の言葉が

耳の奥繰り返す

繋いだ手のぬくもりを

感じては薄れてく

鏡の中映る　僕の声気づいて

乾いた心の隙間を

夜風がすり抜けてく

曖昧な僕の答えを

夜空の月が笑う

光と影の狭間で

今日も答え探してる

いつか色褪せても

粉々に散っても

朝焼けが照らす窓辺に

佇んだ一輪の花