Lyric

撃たずじまいの散弾　弦の錆び付いたテレキャスター

鳴り響いたのは　空の薬莢の反響だ

失われた声帯　残酷な指針が指す角度

きっと待ってるんだ　散弾銃の弾倉で

大成功　リアルタイム　ライブはひとまず終了

そんな風に言ったはずだ　気づけば画面には訃報

どうやらさ　迎えがさ　来たんだ　知らぬ世界から

誰かさんに気に入られ　お手元に置かれた花

「それじゃ皆様さよなら　唐突だけどお別れだ」

冗談はよせよ　まだ足りないんだよ

そうかい「そうかい？」

「でももういないの」

あんまりなアンラッキー　止まる三十九秒

廻りたい　踊りたい　なぞるのは遺宝かな？

訪れたアンハッピー　始まる終わりの音

どうでしょうか　意味はあった？　たどるのは虚しいか？

ピクセル映った少女は彼女か？

打たずじまいの算段　今は託されたテレキャスター

鳴り響いたのは　「ゲームオーバー」のウィンドウだ

転がった先で　重なる声を聞いていた

きっと「もう一回」と　叫ぶアンコールが響くんだ

大成功　パストタイム　ライブはとっくに解散

そんな風な現実だ　気づけば視界は反転

センチメンタル　揺蕩えば　焦燥　呻吟の声で

ご機嫌は分からないや　突然の出来事でさ

「それじゃ皆様残された　私の声はここまでさ」

冗談はよせよ　まだ誰かいるよ

頂戴「頂戴？」

その一言を

どうしてだアンラッキー　午前四時の迷走

逃れたい　休みたい　なぞるのはどの道だ？

嘘のようなアンハッピー　止まった終わりの音

どうしてか　意味ができた　たどるのは誰ですか？

あんまりなアンラッキー　進む三十九秒

廻らせる　踊らせる　なぞるのは彼の背中

訪れたアンハッピー　始めろ追走者よ

きっとそう　意味はあった　たどるのは僕たちだ

ピクセル映るは笑った彼女だ