Lyric

何でもない日の夜に、

君からのLINEが来た。

懐かしく響く声が、

この僕を動かしたの。

君の姿が見たくて、

さりげなく放つ言葉。

昼前から待ち合わせ、

約束を交わしたんだ。

高ぶる感情。

どこに連れ出そうか。

孤独にスマホで、

計画を立てた。

本気の言葉が出ないままで、

愛しい背中を見つめていた。

いつも通り、他愛も無い、

何でもない日の夜に。

何でもない日の夜なんて、

何でもないわけが無くて、

どこかで無数のドラマが、

しだいに紡がれているんだ。

それでも時間は進んでいる。

知らずに僕らは生きている。

何でもない、何でもない、

何でもない日の夜に。

(じゃじゃーん)

何でもない日の夜に、

君からのLINEが来た。

素直になれない自分が、

もやもやと空回りだ。

君の声が知りたくて、

らしくなく放つ言葉。

聳え立つ禁忌の壁、

気付いたら上りつめた？

曖昧な景色、

思えば長かった。

越えられそうでも、

越えられないまま。

それでも君に伝えたくて、

僕の気持ちを届けたくて、

偽りない、変わりのない、

何でもない日の夜に。

突然ふり落とされたんだ。

見下ろす世界はどうだった？

答えは誰も知らないまま。

案の定といわんばかり？

君の気持ちの素直さは、

僕の心に強く刺さる。

それでも近くに居たくて、

君とは遠く離れた。

何でもない日の夜なんて、

何でもないわけが無くて、

どこかで無数のドラマが、

しだいに紡がれているんだ。

それでも時間は進んでいる。

知らずに僕らは生きている。

何でもない。何でもない。

何でもない日の夜に。