耐えがたい絶望をせめて
花束にかえて
なぁ
覚えでっが
あの喧嘩
今だがらいうげんじょ
ありゃ俺のせいだ
いつだっで一緒
死ぬまでぎっど
お前が笑わしでぐれんなら
女なんでいいよもう
日々の電車に
いづものメンバー
時に先輩に狙われだりでな
大抵エロい話に
バカ話ばっかだし
腹痛ぇのに待っだなし
世界で一番のおんつぁげすだ
でもいねがったら
面白ぐねぐなる
もしお前が人を殺しでも
あの日の心
どっかに落どしでも俺は
それでも友ど呼ぶど思う
だってよぐよぐ笑い合ったべした
マジでほんの些細なごどで
離ればなれになっだ友へ
最後まで届がねがった祈り
今夜もひどり
星になっだ命
寝顔見でる間
こらえでだ涙
景色が色褪せでった気がした
いぎなりいねぐなるなんでねぇべな
俺がいねぐてもさすけねぇっでか
んじゃもう会えねえなんで
んなごどねぇべな
まだひどりぼっちに
俺はなっぢまう
お前想う間
止まんねがった涙
俺はもうわがんね
自分の明日
いづがまだ会えっど
願いをかけんぞ
みんな背負っでぐんだ
お前の影を
悲しみの雨
肌を刺す風
感じなくなるまで
耐えてきただけ
不安で眠らんにぃ夜は
吸いっぢぐって
たまんねぐなる
最低な気分
窓に映る自分が他人なら
思いっぎりぶっ飛ばしている
多分
造作ねぇごどもでぎねぇ今日を
埒あがねぇ
ごの泥濘でももっど
這いづぐばっでいごうど思う
それはお前がら教わっだごど
抱ごうどする色んな女
でもお前の存在は困っつまぁわ
だげんじょ
それでも味わうよいい思い
許しでぐれっがな
俺は生きでっから
「心配ねぇ
俺は今天国さ
だんじゃべなんで
いわねぇでくんつぇ」とが
いって欲しいぜまっだぐよう
もしそん時が来んなら
笑顔で会おうなし
なぁ
お前は今何をしでる
俺はあの日と同じ景色を見でる
生ぎるごどはやっぱし辛ぇよ
今からでもすぐ逃げ出しでぇよ
お前ならそれでも生ぎるほうが
いいに決まっでるって
いうんだろうか
人は生きでるだけで支えになる
俺にどってのお前だったようにな
おい
人の死を歌うっでは
なんて陳腐な表現なんだべか
だげんじょ
俺はそれ以上は語れない
どうせ死んだらみんなわがっぺな
悲しみの雨
肌を刺す風
感じなくなるまで
耐えてきただけ
かけがえのないはずの人生
かけがえのないはずの人生
かけがえのないはずの人生
- Lyricist
Piyo Londirt
- Composer
Ice Mint
Listen to 2004.8.10 by Piyo Londirt
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2004.8.10
Piyo Londirt
E
Artist Profile
Piyo Londirt
福島県会津若松市出身のラッパー。14歳のときに母と弟と家を出る。転々とした先の市営団地の前にTSUTAYAがあったため、100円レンタルを利用して映画や音楽にのめり込んでいく。17歳のときに友人が事故死したのをきっかけにラップの曲を作り、文化祭で全校生徒の前で発表したことで自己表現の快感を覚える。上京後、2010年からWEB上に音源を発表。2011年に東日本大震災が起きたのをきっかけに、翌年に通信制の大学に入学、数年後に卒業。さまざまな法律や判例を知り、数分の楽曲では表現しきれないものに興味を持ち、脚本を学ぶようになる。現在は音楽活動と並行して、別名義で脚本家としても活動中。
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