

高層の窓 見下ろす東京(まち)
並ぶ灯りに 誰かの暮らし
防音硝子(ガラス) 閉ざした部屋で
氷が溶ける 音を聞いてる
光の渦の その向こう側
小田急線(ライン)の 闇へと続く
遠い郊外 揺れてたガラス
借り物の時間 知っていたのよ
グラスの中で 溶けてゆく氷
小さく響く 夜の静寂(しじま)に
日陰の恋と 自覚しながら
あなたの胸に 顔を埋めた
上着(ジャケット)羽織る 背中を映し
鏡の向こう 時計(とき)を気にする
「そろそろだね」と 言わないずるさ
責めるつもりは はじめからない
悲劇のヒロイン 演じはしない
自分で選んだ この孤独なら
愛した理由も 手放す覚悟も
私の胸に 引き受けるだけ
見送ると決め 背を向けたのに
残る上着(ジャケット) 寄せる唇
朝が来れば 他人に戻る
あなたの指を 解いてあげる
重いプレート 鍵(キー)を預けて
朝のフロント 一人で降りる
手放したはずの 首筋の熱
冷めないままで 残っているの
- 作詞者
Akemi
- 作曲者
Akemi
- プロデューサー
nanayon music
- ミキシングエンジニア
nanayon music
- ボーカル
Akemi

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高層の硝子
Akemi
「高層の硝子」は、都心の高層ホテルで迎える夜明けまでを、自ら選んだ孤独として引き受ける時間を描いたミディアムテンポのシティポップ。
見下ろす東京の無数の灯り、街の音を遮る防音硝子、グラスの中で小さく響く氷、鏡の向こうで時計を気にする背中、そして朝のフロントに預ける重いプレートの鍵――外の騒音が消えているぶん、部屋の中の音だけが冷たいほど鮮明に届く。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、相手に帰る場所があることを知りながら、その事実を責めもせず、悲劇のヒロインも演じない大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、都会の夜景、ホテルの部屋、名前のつかない関係を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。
愛した理由も手放す覚悟も、どちらも自分の胸に引き受けるだけ。
朝が来れば他人に戻ると分かっていて、絡んだ指を自分から解いてあげる――そんな静かな自覚を描いた楽曲。
Produced by nanayon music.
アーティスト情報
Akemi
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
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nanayon music



