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歌詞

恋のきらめき

CACHO CABARO

遠くを見つめて気づいたの

胸の奥がふいに高鳴る

風に揺れる制服の袖

そっと触れた指先に戸惑う

遠く、遠く、あなたを想えば

瞳の奥が未来を映す

鼓動のリズム、心を震わせ

初めて知った恋のきらめき

放課後の静かな帰り道

交わす言葉は少しぎこちなくて

沈む夕陽に染まる横顔

目を逸らすたび想いは募る

遠く、遠く、あなたを想えば

瞳の奥が未来を映す

鼓動のリズム、心を震わせ

初めて知った恋のきらめき

文化祭のざわめく舞台裏

あなたの笑顔が眩しすぎて

友達の声も消えてしまう

ひとり胸の中で名前を呼ぶ

不器用に笑うその仕草に

隠した気持ちが溢れそうで

一瞬のまぶしさに揺れる心

夜空に描く淡い願い

遠く、遠く、あなたを想えば

瞳の奥が未来を映す

鼓動のリズム、心を震わせ

初めて知った恋のきらめき

放課後に残る夕暮れの道

あなたの影を追いかけてる

未来へ続くその一歩には

私の想いがそっと重なる

  • 作詞者

    CACHO CABARO

  • 作曲者

    CACHO CABARO

  • プロデューサー

    CACHO CABARO

  • ボーカル

    CACHO CABARO

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「first」。
その名の通り、この作品はCacho Cabaroにとって最初の一歩を記すアルバムだ。

新しい道を踏み出すときの高揚と不安。出会いと別れの記憶。青春の光と影。ここには、誰もが心の奥に持っている“最初の感情”が、鮮やかに描かれている。

サウンドはシンプルで真っ直ぐ。だが、その中には確かな温度と生々しい呼吸が宿っている。ギターが刻むリフのひとつ、声に宿る震え、静寂の間合いまで──すべてがリアルで、すべてが「Cacho Cabaroのはじまり」を物語る。

アルバムを通して聴くと、まるで一冊の青春小説を読み終えたような余韻が残るだろう。そこに描かれているのは特別な物語ではない。むしろ、聴く人自身の過去や現在と重なり合い、“自分だけのfirst”を思い起こさせる。

Cacho Cabaroが投げかけるのは、音楽という名の最初のメッセージ。
そしてその響きは、これから続いていく未来への扉を開く合図でもある。

──ようこそ、Cacho Cabaroの「first」へ。

アーティスト情報

  • CACHO CABARO

    奈良発、青春のきらめきと儚さを歌い上げるシンガーソングライター。 バンドサウンドを基盤にしながらも、アコースティックな温もりとデジタルの透明感を自在に行き来する音作りで、日常の風景をドラマのワンシーンに変えてしまう。 透き通った中に少しハスキーさを帯びた歌声は、どこか懐かしく、聴く人に自分自身の青春を重ねさせる。 「制服の袖が揺れる登校風景」「夕立ちのあとの青空」「終電に揺れる窓の灯り」――そんな普遍的で誰もが経験する情景を、鮮やかに描き出す詩世界は世代を超えて共感を呼んでいる。 活動名「カチョカバロ」は、特定の意味を持たず、響きの心地よさだけで選ばれたもの。意味に縛られないからこそ、音楽そのものに自由さと広がりを与えている。 これまでに発表した楽曲はインディーシーンを中心に口コミで広がり、ライブハウスやSNSで「青春の残像を切り取るアーティスト」として注目を集めている。 聴くたびに「昨日の自分」「あの日の記憶」と再会させてくれる音楽――それが、カチョカバロの魅力である。

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