Lyric

眼鏡越しに見上げた

日曜日の夜空

みなみの星が今日は

やけに滲んでる

涙ってこんな甘酸っぱかったけ

まるで季節外れの桃みたいだ

出会いは偶然なのに

さよならは必然で

なんかズルいよな

でもあなたが決めたから

文句のひとつくらい

言いたかったけど言えないじゃん

だからあなたが一番ズルいや

楽しかった思い出ばっか

頭に浮かんできて

やっぱそうか やっとわかった

本当にさよならなんだ

いちにのさんでせーので笑って

互いの信じた未来へ

歩き出せたらいいけど

どうせ僕は　きっと僕は

振り向かない背中に手を振ってる

あなたが見えなくなるまで

「別れたくないよ」

あぁこっちのセリフだよ

いつもふざけてばかりで

あなたを怒らせて

でも結局最後は笑って

許してくれるから

なんにも気付かずに

明日のことを考えてた

５年目の夏の帰り道

そっちの方が泣いてばっか

いたはずだったのにな

あぁやっぱそうか やっとわかったんだ

サヨナラに強くなれないよ

いちにぃのさんで一緒に歩んできた

思い出の長さだけ

あなたのいない坂道は

きっと広くて上手く歩けないや

永遠に続く平行線

切り取れないキリトリ線

「ねぇわたしだけだよ」

そんなの当たり前だろ

いちにのさんでせーので笑って

互いの信じた未来へ

歩き出せたらいいけど…

なんて僕はもう言わないよ

振り向かない背中にある羽根

あの風に乗って羽ばたけ

別れたくないよ

「でももう大丈夫だよ」

なんて言わないで

最後は笑って

互いの信じた未来へ

もうそろそろ行かなくちゃ

僕は行くんだ

僕ら行くんだ

探していた 変わらないものを

あなたが教えてくれた

さよなら　ありがとう

忘れない いつまでも

本当にありがとう

いつかまた逢う日まで