The Side Effects VI - LOVE and WAR -のジャケット写真

歌詞

帝国の妄想

サイド・エフェクト

地図を広げた 豪華な部屋の中で君たちは

遠く離れた 氷と泥に 塗れた 塹壕に

転がった 手や足と スコップの下

埋もれた名前を知らない

寂しく帰りを待つ 焼け出された

少女の顔も 見えない

思い浮かべることもない男の その目には

古い歴史小説で読んだ勇敢なツワモノたちの物語

千夜一夜の 夢のつづきを君は 生きてる

そこにはあるのは 誰のものでもなく自分の物語

快楽と恐怖に塗れた 妄想としか呼べない 物語

ママが読んでくれた 遠い国で起こる 物語

独裁者、君の目にあの子の泣き顔が見えてるかい?

独裁者、君の耳に僕らの歌は 聞こえているかい?

Ah Ah Ah

  • 作詞

    粟津貴昭

  • 作曲

    粟津貴昭

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サイド・エフェクト6作目アルバムです。21世紀には珍しいコンセプトアルバムと位置づけ、"Love and War"という副題にしました。前作が2022年6月でしたので2年ぶりの新作となりました。新曲は次々発生していたのですが、なかなか録音とミックスが進まぬままずーっと制作していた2年間でした。その間ウクライナでの戦争に加え中東イスラエルのガザ侵攻、日本では首相暗殺など暗いニュースが続き、このアルバムの収録曲もそれらの影響を如実にうけることとなりました。制作期間の長さはそのまま楽曲数に影響し、気がつけば18曲。LP時代なら2枚組ですが、ストリーミング時代では1枚に収めることができました。でも気分的には2枚組です。僕らが丹精込めて作った曲たちが皆さんの人生のお供に加わることができたらこんなに幸せなことはありません。

アーティスト情報

  • サイド・エフェクト

    サイドエフェクトは2017年9月に結成された熊本の4人組バンド。 ​メンバーそれぞれの感性で創るオリジナル・ポップ・ロックを演奏します。高度な演奏テクニックや迫力の音圧、派手なパフォーマンスなどからはちょっと距離を置いた独自の音楽的魅力を発信できたら、と考えてます。 "Side Effect"とは"副作用"の意味です。心地よいハーモニーに隠されたヤバイ中毒性を有する音楽を目指して名付けました。世界各地を旅して刺激された感性や時々の社会問題に対してアイロニカルな楽曲を続々と作っています。 2019年2月にオリジナルアルバム2枚を同時発売。2020年6月にはサードアルバムを発売しました。最新曲「Bye-bye COVID-19」は新型コロナ自粛期間中のどうしようもない感じを表現し、地元メディアを始め多くのFM曲などでも取り上げられています。この曲をきっかけとして熊本のライブハウス支援企画Play For Kumamoto 2020が生まれました。 作詞作曲演奏はもちろんですが、レコーディング、ミックス、マスタリング、ジャケット作成などもすべて自分たちでやっています。

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