夏のルール2のジャケット写真

歌詞

彼女こそ群青 (feat. 甲斐莉乃) [2022 Remastered]

The Otals

なんか映画みたい

今日は喧嘩しない

やっぱ変だ まだなんも知らないのに

わたしたち 友達みたい

瞬く間に目が眩む間に

今が過ぎていくのを

捕まえたいカメラを構えて

シャッターを切ってみたってさ

フィルムでさえ一眼でさえ

なんだかしっくりこないんだよ

焼きついたままの鮮やかさを

見せたい 見せたい

本当の気持ちとかならきっと

今際の際で教えてあげる

帰り道は繰り返しでも輝いて

カレイドスコープのように

タチの悪い冗談だって

叱られたくて繰り返す

秘密だけどバラしたくてもどかしい

テープに吹き込んだ

初めて作った歌のように

突き抜けるわたしたちが群青

ポップコーン リップスティック

黄色のステッチのレザーブーツ

一本だけ誰かの真似で

吸ってみたモヒートのシガー

思い出しても 理由なんてさ

こじつけばっかで困るよな

散らばってて 無理矢理結ぶ

子犬の星座みたいでさ

瞬く間に 目が眩む間に

今が過ぎていくのを

バス停でふって 風がそよいだ

その時はっきりわかってさ

変わりたい 変われない?

そんなのどっちでもいいんだよ

今からはよそ見しないでさ

見てて 見てて!

染めたばかりの髪をちょっと

からかったから不貞腐れてる

鏡の国 ひび割れた隙間から

新しく映し出す

おろしたばかりのブーツでぴょんと

水溜りを飛び越えて行く

秘密だけどバラしたくてもどかしい

初めてを聞かせたい

あのバンドの曲すら忘れるほど

突き抜ける私たちの純情

どちらからともなく触れるほど

近づいただけ それこそが群青

  • 作詞

    June FAXxxxxx

  • 作曲

    June FAXxxxxx

夏のルール2のジャケット写真

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オルタナシューゲイザーデュオThe Otalsが主催し、昨年好評を博した、インディペンデントミュージシャンを集めて製作するスプリットアルバム『夏のルール』。その第二弾となるのが本作だ。今回は本格エレクトロサウンドと、ポップセンスを高い次元で同居させるSSWのPaperCloudと、00年代の邦楽ロックサウンドを継承し、男女ボーカルのハーモニーと繊細でエモーショナルなボーカルが魅力の、バーチャルシンガーユニット浮遊信号の二組が参加している。この『夏のルール』に代表されるThe Otalsの独自性溢れる試みは、楽曲の中にも色濃く反映されている。収録曲『波ちゃんとバク』はファジーなシューゲイズサウンドでありながら、BPMは220を超えており、高速なビートの中を煌くノイズが疾走する感覚は他に類を見ないサウンドだ。ポップパンクやメロコアの影響を受けて製作された本楽曲は、様式美に囚われない新時代のシューゲイズを体現している。ジャケットイラストは昨年と同じく、参加メンバー全員が描かれた描き下ろしが使用されている。

アーティスト情報

Blue Moon Garage

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