夏のルール2のジャケット写真

歌詞

ビイドロヨマのつかいかた (2022 Remaster)

浮遊信号

かくれんぼはまだ続いているみたいだ

血の足りぬ日々に

探しているのか探されているのか

どっちにしてもひとりぼっちだ

生活の果ては宇宙みたいに拡がっていて

すり減る心をシャワーで流して

出来上がるのは自尊心だけ

似通った命が多すぎて

ぶつかる理由は要らなかった

呆れた顔してみても ほら

どうせ よくある話の一つで

ガラス窓に映る街の中に

僕の好きな僕だけがいなくて

なんとか目を凝らして見たけれど

いやに空は青くて ぼやけたままで

隠していたのは他の誰でもない

僕のためだった

探してみてもさ 見つけられなくて

自業自得を繰り返すだけ

大人のフリしたあの日から

気づけば涙は減ったけど

過ぎ行く景色を忘れても

どうせ夢の中で思い出す

ガラス窓に映る街の中は

僕の好きなものだけじゃないから

なんとか目を逸らしてみたけれど

嫌になることばかり 僕のせいかな

どうしたってここは世界の隅だ

膝を抱えたビイドロのこども

どうしたらいいのかわからないまま

助けを待っていた

糸で糸を切る遊びのように

脆くぶつかる僕らの命

君のちぎれた糸の行く先に

どうか光あれ

手を伸ばして手繰り寄せたら

傷つくこともある それでもさ

固く結んだ糸で未来を編めば

解けやしないから

  • 作詞

    esora uma

  • 作曲

    esora uma

夏のルール2のジャケット写真

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オルタナシューゲイザーデュオThe Otalsが主催し、昨年好評を博した、インディペンデントミュージシャンを集めて製作するスプリットアルバム『夏のルール』。その第二弾となるのが本作だ。今回は本格エレクトロサウンドと、ポップセンスを高い次元で同居させるSSWのPaperCloudと、00年代の邦楽ロックサウンドを継承し、男女ボーカルのハーモニーと繊細でエモーショナルなボーカルが魅力の、バーチャルシンガーユニット浮遊信号の二組が参加している。この『夏のルール』に代表されるThe Otalsの独自性溢れる試みは、楽曲の中にも色濃く反映されている。収録曲『波ちゃんとバク』はファジーなシューゲイズサウンドでありながら、BPMは220を超えており、高速なビートの中を煌くノイズが疾走する感覚は他に類を見ないサウンドだ。ポップパンクやメロコアの影響を受けて製作された本楽曲は、様式美に囚われない新時代のシューゲイズを体現している。ジャケットイラストは昨年と同じく、参加メンバー全員が描かれた描き下ろしが使用されている。

アーティスト情報

Blue Moon Garage

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