

転校してきたばかりの
小学三年の春
「お前はいらない」
その言葉が居場所を奪った
仲間外れの帰り道
背中に当たるエアガン
それでも笑っていた
泣いたら終わりだと思ってた
それでも隣にいてくれる
少ない友達がいて
それだけでいいって
自分に言い聞かせてた
四年生のある日
君は真っ先に来てくれた
理由なんてなくて
ただ一緒に遊んでくれた
でも時間は残酷で
半月しか続かなかった
交通事故
言葉も置き去りにして
弱くて 守ることしかできなくて
助ける勇気なんて持てなかった
傷つくのが怖くて
自分を守ることで精一杯で
僕は被害者で
同時に傍観者だった
誰かの痛みに気づきながら
見て見ぬふりを選んだ
君がいなくなってから
不思議といじめは消えて
みんなに認められて
笑える場所ができた
でもそれは
誰かが代わりになっただけ
気づいていたのに
気づかないふりをした
悪口を言われてた
一人の女の子
僕は何もしなかった
何もできなかった
周りに流されるまま
沈黙を選んで
その時間は
卒業まで続いていた
弱くて 耐えるしかなくて
正しさより安全を選んだ
ヒーローになれなかった
なろうともしなかった
僕は被害者で
同時に加害者だった
直接手は下してない
それでも救わなかった
今でもたまに思う
あの子はどうなったんだろう
知らないまま生きている
それが一番重たい
もしも時間を戻せたら
同じ選択をしたのかな
それでも
後悔は消えない
弱さは 人を壊すことも
寄り添う力にもなる
あの頃の僕は
使い方を知らなかった
だから今 歌にする
逃げなかった証として
誰かの隣に立つために
傍観者だった僕が
あの半月の記憶と
言えなかった言葉を
胸に抱いたまま
今日も歌っている
- Lyricist
dii
- Composer
dii
- Producer
dii
- Vocals
dii

Listen to boukannsya datta bokuhe by dii
Streaming / Download
- ⚫︎
boukannsya datta bokuhe
dii
Artist Profile
dii
生きてるだけでしんどい人へ 寄り添うロックとバラード 2025/12/13 TikTokでAI音楽家として活動開始 2026/1/23 サブスクデビュー
diiの他のリリース



