歌詞

まぁるい目でこっちを見つめている

力強い声で僕を急かす

音の鳴るボール

投げれば君は走りだす

自慢のボンボン揺らしながら

君は何度も何度も

初めてのようにおねだりする

優しい時間が折り重なって

短い1日が終わる

君の目と目が合う時の 睨めっこは3秒まで

自然と頬が緩んでしまう いつも君には勝てないや

左手の柔らかい場所を 僕の手のひらに乗せて

笑っている君が愛おしかった

気づいたらもう寝息をたてている

君の世界はそう君が中心

音を立てず行こうと それでも君は気づく

呆れるほどの素直さ また始めるの？

一度投げたボールは

簡単に取り返せないね

挑発した目で

君はまたボンボン振っている

いつからか走らなくなった

だんだんと寝る時間も増えた

汚れたボール もう音はしない

君に会えてホントよかった

短い命が終わる

嬉しそうに駆け出す君と いつまでもいつまでも

噛まれたキズだってほら ピンチの時のお守りだ

左手の柔らかい場所を 僕の手のひらに乗せて

笑っている君が愛おしかった

最後にくれたボールは ちゃんと胸の中