はるかな未来に
ここに降り立つぼくら
過ぎ去った歌声に
鳥たちは応える
振り返って
風になって
旅の終わりの始まる音を聴く
かすかによみがえる
忘れてしまったメロディ
ぼくは歌って
それから耳をすますよ
このささやきだけが
小さな影を落として
空はゆらいで
それから
静まる
乾いた川をゆく
旅の始まりのときへ
足元に小さな絵
ぼくらが生きた世界
古い家
遠い人
その向こうに広がる
無限の空
その旅立ちの日を
ぼくは覚えているだろう
あふれる日々を
小さな箱に詰めたよ
ぼくらのあの空を
言葉にしたくてしょうがない
時が巡っても
変わらない
あの空
拾い集めよう
記憶の石を
どこにもない
幻だとしても
そこに立って
手をつないで
終わりのその先へと
飛ぶ鳥になって
その日が来ることを
ぼくたちはわかっていて
確かな日々は
夢のように消えてゆく
それでも鳥たちは
ここで歌い続ける
夢は終わって
それから
始まる
それから
また始まる
- 作詞
takafu
- 作曲
takafu
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はるかな未来に
sonimarium
はるかな未来にここに降り立つぼくら
vocal : miyaship sounds : takafu written by takafu
アーティスト情報
sonimarium
miyaship(Vo.)とtakafu(song writing)によるユニット。2010年に始動。日常から宇宙まで、過去から未来まで、たったひとりから世界中まで、広い広い歌を作りたいと思っています。レコーディングをメインに活動し、二人ユニットらしからぬ作り込みに励む一方、稀にやるライブではシンプルなバンドアレンジなどでやっています。CDにてアルバム"sonimarium"(2013)"miraminous"(2019)をリリース。 takafu:1980年代から活動し主にbass/violinプレイヤー。チェンバーロックバンドZYPRESSEN、謎混交バンドsnow flakesなどにも所属 miyaship:vocal/A.Guitar etc.1980年代に産まれる。幼少時代より一人でいる時間のほぼすべてを歌って過ごし、合唱・演劇・ミュージカルをつまみ食いしつつ主にロックバンドのボーカルとして活動
sonimariumの他のリリース
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