

君のお墓を作ろうか。
(冬の庭に新しい)
(柿の木が植えられる)
(悲しみが消えるように)
君のお墓を作ろうか。
墓穴は半径一キロだ。
深さはだいたい三百メートル。
クレーターみたいなお墓を作ろう。
だって君はもういない。
君のお墓を作ろうか。
(晴れた日)
塚は半径一キロだ。
(君の名を)
高さはだいたい三百メートル。
(思い出して)
山みたいなお墓を作ろう。
(寂しくなって)
それでも君に届かない。
(それでも君に届かない)
君のお墓を作ろうか。
(君に届けよ)
墓碑には小さな柿の木を。
(柿の実は甘くなるように)
甘い甘い実がなるように。
小さな素朴なお墓を作ろう。
柿の木にもし、
(柿の実がなったなら)
実が付いたなら。
(君がいない冬の庭は)
君のお墓にお供えしよう。
(お供えしよう)
そうして毎年会いにいく。
(毎年会いに行く)
柿の木もろとも朽ちるまで。
(君の名前忘れるまで)
この悲しみが消えるまで。
(風が吹くだけ)
君のお墓を作ろうか。
君の名前を忘れるまで。
忘れてもう一度思い出すまで。
(忘れてもう一度思い出すため)
君のお墓を作ろうか。
(春の日を思いながら)
(冬の庭は今日も晴れて)
(冬の風に 吹かれようか)
(お墓一つ 作ろうか)
- Lyricist
gone
- Composer
gone
- Producer
gone
- Vocals
HARUKA
- Songwriter
gone

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Burial Flowerbed - Persimmon Seed
HARUKA
This is the four-part Vocaloid choral arrangement of the lyrics from my original short story Burial Flowerbed Persimmon Seed.
Artist Profile
HARUKA
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