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BPM84(Fマイナー)で刻まれる、深夜の都市を歩くようなスロウコア/インディーポップです。雨上がりの濡れた歩道や、深夜1時15分のコンビニエンスストアの蛍光灯の明かりを思わせる、静かで内省的な空気感を持っています。スナップ感のない重みのあるキックドラム、時計の秒針のように後ろノリで刻まれるハイハット、そして温かく脈打つサイン波のベースが、真夜中に一人歩く足音のようなミニマルなグルーヴを生み出します。
ボーカルは耳元で語りかけるような柔らかな男性の声で、感情を過剰に込めることなく、フラットに言葉を紡ぎます。深夜のコンビニで冷たい飲み物を買い、お釣りが2円足りなくても気にせず、ただ遠回りして帰る――そんな孤独でありながらも安心感のある日常の断片を描いた歌詞が特徴です。過度なダイナミクスやスタジアム級のリバーブを完全に排除し、微かなアナログテープの温もりを乗せた、ヘッドホンで聴くのに最適な「深夜用サウンドトラック」に仕上がっています。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。