Lyric

あの空に届くように

この手伸ばし アスファルト蹴った

ほら、あの合図で、あのリズムで

二度とない"今"を抱きしめて

木漏れ日の坂道で

風は僕の頬そっと撫でた

君に逢って世界は

優しい歌を歌いだした

虹色の日々 時計の針は待ってくれないけど

いつの間にかこんな僕を強くした

あの空に負けないように

息を吸い込んだ 大きなグラウンド

あぁ、僕は確かに今

大好きな君とここで生きている

僕が今見ている先が

名前もないラクガキだったとしても

あぁ、僕は君と描いた

あの未来に色をあげよう

何気ない毎日の片隅でも

君の笑顔は眩しくて

僕は魔法をかけられてしまった

僕もそう、君みたいに輝く人になって

誰かを照らしていたいと思うんだ

あの空の向こう側に

何があるのかを知ってみたくなって

横にいる君の腕を掴んで

廊下を走りだした

あの約束を交わした日から

僕たちはただ夢中で駆け抜けた

僕が"僕"である意味を

君は教えてくれたんだ

あの空に届くように、

あの空の向こう側へ、

笑って 泣いて 肩を組んで

見た同じ景色 感じた空気さえ

全部 全部 宝物で

大切に"ここ"にあるから

あの空に届くように

手を掲げ 叫び 高く飛んだ

ほら、あの合図で、あの日のように

その足で、強く、蹴っ飛ばせ

走りだせ