終電後の街でのジャケット写真

歌詞

終電後の街で

GREYLINE

終電後の街で

まだ帰れずにいた

駅のシャッターが半分だけ降りて

案内板の灯りだけ残っていた

タクシー乗り場の列が少しずつ短くなって

僕だけ行き先を決められなかった

閉まった店の前に置かれた看板が

風もないのに少し揺れた

誰かに会いたいわけじゃないのに

ひとりでいる理由も見つからなかった

帰る場所なら

ちゃんとあるはずなのに

戻れば終わってしまう夜を

まだ手放せずにいた

終電後の街で

低い声で息をした

強がりでも 寂しさでもなく

ただ帰れない理由があった

明日になればきっと

何もなかった顔で歩ける

それでも今だけは

この街に僕を置いていた

まだ明るい自販機の前で

飲みたいものもないまま立っていた

小銭が落ちる乾いた音だけが

夜の底で少し響いた

誰かの笑い声が遠くで跳ねて

すぐにビルの影へ消えた

終わった話を思い出すほど

終わっていない自分が見えてしまった

終電後の街で

僕はまだ動けなかった

忘れたいでも 戻りたいでもなく

ただ名前のない夜だった

帰れば眠れるはずで

眠れば朝になるはずで

それでも足元の青い光を

しばらく見つめていた

終電後の街で

まだ帰れずにいた

誰にも言えないまま

夜だけが少し残った

  • 作詞者

    GREYLINE

  • 作曲者

    GREYLINE

  • プロデューサー

    GREYLINE

  • ボーカル

    GREYLINE

終電後の街でのジャケット写真

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    終電後の街で

    GREYLINE

アーティスト情報

  • GREYLINE

    GRΛYLINEは、3人組の男性バンド。 顔や個人像を前面に出さず、音楽と“状態”だけを提示するプロジェクトとして活動している。 作品ごとに声の距離や温度が変わるのが特徴で、 それはキャラクターの変化ではなく、 感情やフェーズによって声の位置が変わるという考え方に基づいている。 内省的な夜を描いた『言えなかったままで』、 日常を肯定する『Clear Days』、 そして身体が先に動く『MOVE FIRST』。 GRΛYLINEは、 考え、立ち止まり、動き出す?? そのすべてを同じ時間軸の中で鳴らし続けている。 姿はシルエットのまま、 音だけが前に進む。

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