歌詞

高々と善を語り人を嗤いながら生きる

君と僕の欲が混ざる

ここに正義などない

ヒビの入ったコップに有丈の念いを注ぐ

御為ごかしなのは知ってる

それでも善でいたい

知りたい訳じゃないのに人生の答えを探す

僕が絞り出した言葉にまるで感性はない

死にたい訳じゃないのに死に様の模範を探す

ただの理想なのは知ってるそれでもここにいたい

見つけないように

考えないように

気付かないように

言葉を避ける

光って厄介だ　陰を作る

正義って厄介だ　悪を隠す

平和って厄介だ

真面って厄介だ

大人って厄介だ　僕を騙す

深々と傘を被り影に見惚れながら歩く

いつの間にか雨が止んでることにすら気づかない

皆で秤に登り幸せの重さを図る

虚しさの理由は知ってる

悪だけが悪じゃない

壊れないように

壊されないように

迷わないように

ここだと叫ぶ

心って厄介だ　やけに染まる

言葉って厄介だ　やけに残る

香りって厄介だ

記憶って厄介だ

君だって厄介だ　嘘を纏う

変わらないように

間違えないように

傷つけないように

言葉を選ぶ

終わらないように

終わらせないように

無くならないように

僕らは生きる

光って厄介だ　陰を作る

正義って厄介だ　悪を隠す

平和ってなんなんだ

真面ってなんなんだ

生命ってなんなんだ　明日を求む

あの月が美しいのはきっと深い宵のせいでしょう

回る　回る　回る

今日の夜空は君を描いてる

あの人が恨めしいのはきっと暗い日々のせいでしょう

回す　回す　回す

今日も世界は愛を濁してる

今日もどこかで君を想ってる