サルライターのジャケット写真

歌詞

20

秋山璃月

風を切るように走る私

でも

いつかは息切れしてしまうかしら

解けた靴紐絡まったままで

いつまで経っても解けないままで

私も

長くは続かないと思うけど

雨を避けるようにはしゃぐ私

でも

いつかは濡れて傘を刺すのかしら

溢れた缶から蹴り飛ばし 隠れ

いつまで経っても見つからないまま

いつかは

誰かに肩を叩いて欲しいけど

そして全て飛ばして早まりだす

ずっとついてくだけで精一杯

すぐに心臓だけになっちゃって

それにだんだん速さは上がって

だけどみんなにとってはそれが

とても綺麗なことでした

意味の柵越え見送るグルーピー

ついつい調子に乗っちゃって

それで

手を振って はい 世界中

盗み逃げて空にきっと高笑いさ

燃え尽きたいから叫ぶ私

でも

明日もきっと繰り返していて

浮いて沈んでもじっとただ耐えて

あれだけやっても報われないまま

私も本当にずっとここにいたいけど

いずれ誰もがみんな追いかけ出す

きっとついてくだけで精一杯

息は夕方だけになっちゃって

しかもだんだんオレンジは 燃えて

多分誰かにとってはそれが

とても綺麗なことでした

背伸びして呼ぶ人混みグルーピー

ついつい調子に乗っちゃって

それで

手を振って はい 世界中

握りしめてきっとみんな高笑いさ

手を振って はい 世界中

盗み逃げて空にきっと高笑いさ

手を振って はい 世界中

握りしめてみんなきっと高笑いさ

そして全て飛ばして早まりだす

ずっとついてくだけで精一杯

すぐに心臓だけになっちゃって

それにだんだん速さは上がって

だけどみんなにとってはそれが

とても綺麗なことでした

意味の柵越え見送るグルーピー

ついつい調子に乗っちゃって

それで

手を振って はい 世界中

盗み逃げて空にきっと高笑いさ

二十歳

  • 作詞

    秋山璃月

  • 作曲

    秋山璃月

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アーティスト情報

  • 秋山璃月

    秋山璃月 2000年生まれのシンガー・ソングライター。2017年、初めて出演した10代限定の音楽フェス『未確認フェスティバル』で3000組を超す参加者の中から、審査員の満場一致でグランプリを獲得。昨年末に6曲入りEPで本格始動した。この4年間で制作した楽曲は300曲を超え、すべてセルフプロデュースで行うDIYスタイル。弾き語りを軸に、打ち込みで作られたバンドサウンドまで多彩。Spotifyアーリーノイズ2022の八組に選出。

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