サルライターのジャケット写真

歌詞

まばたき

秋山璃月

信じて握った手

連れて行って

だなんて言わなけりゃ良かった

片足立ちが二人で一人で

押し殺した声で

車輪と線路が

せーので外れる場面

もう一度いけるなら

僕はそこに戻るだろう

きっかけ追う目

さらってって

だなんてねだるんじゃなかった

見逃すことすらできない殺風景で

振り絞った声で

機関士がアクセルを踏んで

気絶する場面

もう一度行けるなら

僕はそこに戻るだろう

詩を軋ませて

喉を枯らして

叫んで絞った

一滴の光だったら

まばたき2ミリの隙間でも

視界いっぱいに

飛び込んでくれ

ここは 忘れてく場面

シャッターを切る

残されたまま

覚えてしまって見飽きても

視界いっぱいに

焼き付いておくれよ

手放しで握った手

わかりました

以外に覚えられなくて

破れた形跡

新しいページ

何度も何度も

初めてのつもり

当たり前みたいに

体と心がせーので

ちぎれる場面

もう一度行けるなら

僕はそこに戻るだろう

詩を軋ませて

喉を枯らして

叫んで 残った

かすかな言葉だったら

奥行き2ミリの鼓膜でも

力いっぱいに

鳴り響いてくれ

ここはありがちな場面

シャッターを切る

囚われたまま

かすれてしまって忘れても

目一杯に飛び込んでおくれよ

きっとよくみたら

今までの大切な場面全ては

何から何までデタラメだろう

詩を軋ませて

喉を枯らして

叫んで 絞った

一滴の光だったら

まばたき2ミリの隙間でも

視界いっぱいに

飛び込んでくれ

ここは

忘れてく場面

シャッターを切る

残されたまま

覚えてしまって見飽きても

視界いっぱいに飛び込んで

おくれよ

  • 作詞

    秋山璃月

  • 作曲

    秋山璃月

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