歌詞

最終回で言葉を書いた

ここでは誰かがずっと叫んでいる

哀愁的な涙を欠いた

白けたふりして僕は座った

積み上げたものはなんだったのか

尊厳？空白？時間？劣等？

今辻褄合わせの答えをさがして

何を見つけて安心できるんだ？

憧れていた景色があった

それに対して僕はモノクロで

あの日からずっと耳鳴りがしていて

近づけないから耳をふさいだ

回収してきた机のライター

あの日映したフィルムを燃やした

郷愁的な匂いに泣いた

フレアにあふれた感傷だった

大渋滞の喧騒の中

ここでは雨がずっと降っている

これが悲しみに対する何かなら

これは諦めた僕の心のメタファーか

それからの僕は褪せた気がした

境界線を曖昧にして

最果てに辿りついたと思った

そこに鮮やかな景色はなかった

結局僕は何ができたのか

今辻褄合わせの答えをさがして

振り返れば花くらいは咲いていて

それを見つけて思い出したんだ

灰色の空の美しさが

僕の頭痛を激しくさせて

歪んだ世界のその先が見えた

このノイズが死ぬまで続けばいいな

最終回の言葉を足した

いつか続くこの先に期待して

それでも今はここにいたいな

涙があふれて止まらないんだ