Lyric

掴めなくて　すりぬけてく

遠ざかる　雲の隙間　灯火がまだ

揺らめいてる　果てない空

ひび割れた　砂時計を

包みこんで

時が過ぎても

いつか　失う　この温もり

また枯れても　涙　注ぐよ

せめて未来の

流れる　雫を変えたくて　今

君がいる　世界を見上げて　唄おう

砕けても　燃え尽きても

カタチある　憧れの地

連れてゆくから

近づいて　また離れて

千切れてく雲を

追いかけて　叫んだ

眠れない夜も　泣き疲れて

明け暮れた　夢の中でも

きみのそばに　いたくて

瞳を閉じれば　心で生きるから

時が過ぎても

いつか　失うこの温もり

まだ枯れない　声を届けよう

せめて未来の

流れる　雫を変えたくて　今

僕がいる　世界で　詩を聴かせて

耳を澄ませば

今も　確かに聴こえてくる

駆け抜けた想いの足音

見上げた空は

なぜかこんなにも美しすぎて

溢れ出た　涙で虹を　つないだ

「泣かないでよ…」

キミが　最期に

残した　コトバ

わすれないから