六本木の青のジャケット写真

歌詞

六本木の青

MIZU

六本木ヒルズに住んでる子たち

松濤の風を髪に絡めて

SNSもやらずに笑ってる

無敵の笑顔で

私の劣等感を撫でた

おじさんたちは優しくて

娘の進学祝いに

ワンルームを買う話

私はソープのベッドで

ぐちゃぐちゃの髪で聞いた

あぁ 愛されたいわけじゃないの

同じ高さの夜景を見たかっただけ

この街のネオンは

いつも誰かの涙で光る

壊れても きっと 美しいと思った

あっけらかんと笑う天使たち

清潔な部屋の白い花瓶

私の部屋にはワインの跡と

昨日の夢の残骸

見下ろす視線も 愛してた

それが世界の形だから

お金と嘘の境目で

ほんとの私を探してる

ねぇ 幸せってどんな味なの

甘くて 少し苦い紅茶みたいに

飲み干せばもう戻れない

愛も罪も溶ける

六本木ヒルズの青の中で

窓の外 朝が滲んで

タクシーの音が遠ざかる

「お父さんみたいな人たち」が

また今日も私を褒める

でも あの子たちは

まだ 笑ってるのかな

  • 作詞者

    MIZU

  • 作曲者

    MIZU

  • グラフィックデザイン

    MIZU

  • ボーカル

    MIZU

六本木の青のジャケット写真

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    六本木の青

    MIZU

東京の夜は、いつも静かに感情を映す。
この楽曲は、愛や成功を求める物語ではなく、
「同じ高さの夜景を見たかっただけ」という、言葉にならない感情を描いています。

六本木のネオン、朝に滲む光、
比較の先に残った劣等感と、それでも失われなかった尊厳。
壊れても、きっと美しい——
そんな矛盾を抱えたまま、時間は進んでいきます。

誰かを断罪する歌ではありません。
そして、自分を被害者にする歌でもありません。
ただ、都市に生きるひとりの視線を、
静かに音と言葉にしました。

夜が終わる瞬間、
あなた自身の記憶と重なったなら、それで十分です。

"