Lyric

当たり前の日常はあっという間に記憶だけ残し

通り過ぎてく 振り向く事もなく

溢れ出す感情を表す言葉も無く

そんな時にそっと音が鳴る 大人になる

君が君のままで生きているこの世界は

君にとって生きてく上で残酷らしい

だけど君が君のままで生きているこの世界は

俺にとって残酷だけど綺麗で素晴らしい

流すのは涙じゃなく汗と決めたあの夜

君は病室のベットの上 横たわる

小さな体で必死に生きる

そんな君を見ながら自分の無力さを知る

この先きっと君が見せてくれる笑顔も

涙も嘘も真実も成長も

失った過去もこれからの未来も

何もかも君と共に俺は全部受け止めるよ

心が騒いだ理由は、君がいたから

生きる意味を知った理由は、君がいたから

頑張ろうって思えた理由は、君がいたから

未来が楽しみになった、君がいたから

落ちる時も凹む時もキツい時もあるけど

そんな時でさえもどうせなら楽しもうと思えるようになった

やっとこんな曲が書けるようになった その理由は

「今までの記憶が消えてしまうかもしれません」

「麻痺が残り体が動かないかもしれません」

真剣な眼差しの医者の口から

絶望を告げるような音が鳴る 大人になる

代わってあげたい その願いすら叶わない

君の苦しみはきっと君にしか分からない

その現実が何よりも辛い

無理やり笑う 心は暗い

あれから二年後 走り回る君を

見ながら綴ってる 今このリリックを

無くしたものを少しずつ取り戻すように

懸命に生きる君を誇らしく思う

この曲をいつか君があらためて聴く時は

君は君のままで堂々と笑えてるといいな

あの頃よりも強くなれた気がする

ありがとう 俺には君がついてる

心が騒いだ理由は、君がいたから

生きる意味を知った理由は、君がいたから

頑張ろうって思えた理由は、君がいたから

未来が楽しみになった、君がいたから

落ちる時も凹む時もキツい時もあるけど

そんな時でさえもどうせなら楽しもうと思えるようになった

やっとこんな曲が書けるようになった その理由は

君がいたから