Lyric

何も変わらない風なびく

いつもの場所 いつもの吐息

空の色はとても正直で

まるで私が嘘つきみたいじゃない

冷えきった震えが

首筋を伝う

痛む心すらない僕の

幕を開けるだけの合図

射し込む色をかき消し

生意気な笑み浮かべる

消された僕の片側に

どうか騙されていて

いつものままの歪で

誰のために歌ってるの？

縛られた黒いページを

塗り変えて今日も忘れて

信じてるなんて軽い言葉

なぜ願うの？わかり切ってるのに 今も

片側に伏せられた私は

幸せなんて語れる立場じゃない

冗談でも君の

1番になんて

なれやしないこと知ってるよ

だからもう言わないでいて

偽りのない笑顔を

夜の数思い返す

嘘で惑わすメロディーに

今日も騙されてくれ

穢れた僕では君の

温度すら感じ取れない

名もない儚い眠りに

トドメ刺して終わりにして

どうかこのまま雨が強く降り続いて欲しい

涙声も跡さえもかき消してしまえるから

僕は所詮まがいもの

幸福の贋作師さ

消された僕の片側で

雨上がりに捧げる

泣けるほどの真実が

君にだけは届いてよ

私はもう嘘はつかない

だからどうか見つけ出して

なんてね