歌詞

海と八枚目の格子柄

エアコンが壊れて詰んだ朝

空を泳いだ怪物の眼が

睨み返してきてうざかった

愛想笑いが身についたから

世界の脇役になりました

魂の肝心なとこから

がりがり聴こえて気づきました

そんな毎日が続いていますが

そちらはどうですか

炎天下、照り散らかして

瞬きの間に

いつかの思い出が見えたら

水道水軽く捻るような

気楽さであの日に縋っても許して

嗚呼

溶けそう！…

14、5万で飼い殺されて

魚のように生きています

平穏と言えば

聞こえはいいですが

かなり挫けています

朝まで二人 遊び呆けた

ゲーム機を先月売りました

残った思い出と数千円も

全て家賃に充てました

夢叶えるにもお金がいること

知らずにいれたらな

炎天下、照り散らかして

目眩で倒れ込んだ先の

あなたの手のひらを

待ってるような幸せを

夢に見るのは

もうやめにします

炎天下、照り散らかして！

あの頃を思い出して

赤くなった頬が恥ずかしいので

いつかまたどこかで会えた時

良かったら

日焼け止め貸してください

嗚呼

溶けそう！…