十一月のライラックのジャケット写真

歌詞

十一月のライラック

MAX4592

十一月の陽だまり すり抜けて

見つけたのは 季節外れのライラック

誰も知らない 小さな花

色あせた私のリボンと 同じ薄紫色

通りすぎる 笑い声 遠くで

指先で そっと撫でる花瓣

冷たさだけが なじんでいて

忘れかけた 春のにおい

十一月のライラック 摇れる

違うはずの 季節に 生きて

時計塔の 鐘が 鳴り響く

私もまた ここに 佇む

止まったままの 景色の中で

校舎の影 ひび割れたコンクリート

名前さえも 消えた落書き

この身体は 少しずつ

秋の深みに 沈んでいく

枯れ葉舞う 中でひとり

あなたの温もり 思い出す

触れられない 花のように

静かに ただ 在るだけ

十一月のライラック 揺れて

違う時を 生きているのに

時計塔の 鐘 空に消える

私もまた 此処に 佇む

動かない 胸の 奥で

なぜ 咲いたの? 教えて

同じ 運命 感じる

枯れる前に 此の歌を

届けたい 誰にも…

十一月のライラック 散る

季節知らずに 咲いたまま

時計塔の 鐘 鳴り止んで

此の世界に ひとり

色のない 夜が 来る

  • 作詞者

    CLOISTER DEAD

  • 作曲者

    MAX4592

  • プロデューサー

    MAX4592

  • ミキシングエンジニア

    MAX4592

  • マスタリングエンジニア

    MAX4592

  • ギター

    CLOISTER DEAD, MAX4592

  • ベースギター

    CLOISTER DEAD

  • ドラム

    CLOISTER DEAD

  • キーボード

    CLOISTER DEAD

  • ボーカル

    CLOISTER DEAD

  • プログラミング

    MAX4592

十一月のライラックのジャケット写真

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    十一月のライラック

    MAX4592

CLOISTER DEADが贈る、静謐でありながらも心に深く刺さる新たなバラード「十一月のライラック」。本作は、季節外れのライラックの花を発見した少女の心の内を、研ぎ澄まされた感性で描き出した楽曲です。廃れた校庭、鳴り響く時計塔の鐘、色あせたリボン…。止まったままの時間の中で、孤独と切なさ、そして微かな希望を見つめます。儚くも美しいメロディと、深みを帯びた歌声が、聴く者の胸に静かな余韻を残します。

アーティスト情報

  • MAX4592

    MAX4592は、AI技術と人間の感性を融合させ、新しいJ-POPの可能性を切り開くアーティスト兼プロデューサー。キャッチーでありながら実験的なサウンドを追求し、リスナーの心を掴むメロディと未来的な音響デザインが特徴。AIが生成する斬新なアイデアを取り入れつつ、感情豊かな音楽制作を行っている。 AI技術との出会いが彼のクリエイティブの方向性を大きく変えた。AIを活用したメロディやサウンドの生成を通じ、既存のJ-POPの枠を超えたユニークな作品を生み出している。

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