Lyric

おとぎ話を読み終えて

綺麗な栞を見つめていた

グランドフィナーレの裏には

誰かの悲しみがどこかに隠れている

僕はどちら側の役だろう？

できれば泣きたくはないけど

背伸びをしなくちゃ届かない

この世のほとんどの願い事

「恋とは下心 愛は真心」

そんなこと言われても

わからない わからないよ

本を捲るように 服を着るように

朝はめぐる 夜はざわめくの

輝く真っ白いブラウスを

快晴のテラスで そよ風になびかせる

あなたの 目まぐるしく変わっていく

赤ん坊みたいな 表情を見ていたいよ

不意に奪っていく ずるい顔も

2つの愛情のバランスが

シーソーゲームになって片時も離せないよ

誰かの素晴らしいセリフを借りるなら

「ずっと愛してる」

流れてく ウィークエンドロール

落ちた恋に落ち込んでたこと

忘れたり出来ないけど

古いジャズに君を見つけた

何度でも囁き続けてくよ

いつか歳をとって 全部忘れて

空を見上げるのも

悪くない 悪くないよ

本を閉じるように 写真を撮るように

終わる日まで あなたと笑おう

輝く真っ白いブラウスを

快晴のテラスで そよ風になびかせる

あなたの 目まぐるしく変わっていく

赤ん坊みたいな表情を見ていたいよ

不意に奪っていく ずるい顔も

重ねた愛情のどれもが

五線譜に散らばって この街を彩るんだ

繋いだ星のメロディ どうかいつまでも

ずっと愛してる 今日が消えても

2人がここで 奏でていく

ウィークエンドロール