

額装された
満ちかけの月が見てる
明日世界が
滅べば帳尻が合う
生まれる季節を間違えた天使
淡い日差しで溶かされていた
テーブルに残る食べかけの器が
ひとり分の影を濃くした
息を止めてみても
身体は健やかに動いた
寒さは苦手と
話してたのに身体は
冷えていく程
透き通るように光った
生まれる季節を間違えた天使
浅い眠りから揺り起こされて
身体中を縛り付けられたような
ひとりよりもひとりの部屋で
意味を求む程に
手触りさえ霞むのを感じた
- 作詞者
尾島隆英
- 作曲者
尾島隆英

尾島隆英 の“季節外れの天使”を
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