僕は今日も歩いている
言葉ばかり探している
変わらない景色に 飽々する
霞む空を眺めている
滲む雲はやがて消える
君のいた春は 鮮やかなのに
いつも通りの駅 押し込められる
はみ出せば楽になれるの
僕のことが 見えないように
全てかき消して通り過ぎる
間違いだらけの こんな世界だ
正しさなんて ただのエゴだろ
僕等を指差して笑う奴を見返したい
君のことを歌っている
僕は今日も歩いている
繰り返す午前6時は
つまらないあいつの 歌みたいだ
ありふれた音を並べて
ありきたりな歌詞を綴る
君といた春は 譜面に落ちない
いつも通りの街 灰の色だけ
遠くで子供が泣いている
僕のことを 殺すあいつが
許されているのは何故だろうか
消えろ
間違えたものを 笑う世界だ
正しさだって 主観だ そうだろ
聖者も犯罪者も 変わらず死にゆく
僕もそれと同じなのか
ありふれたものに 興味なかった
君を言葉にしたいんだ
真面目に生きても 馬鹿を見るだけ
神様僕を見ているのなら
消して
正しい世界から 淘汰される僕だ
生き方なんて 教えてくれない
いらない いらないよ 君だけを残して
僕は今日も歩いていく
- 作詞
いざな
- 作曲
いざな, U-3
KUHAKU の“花曇り”を
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