歌詞

鬱に浸る　何もかも全部

轍さえも　消えてほしいのさ

それで良いや

世界のすべてが　僕に宣うのだ

「知らないことはまだまだある」けど

重い頭には　詰まんない

この辛さにも　いつかはきっと

慣れてしまうのか

そしたら僕は何を思えばいい？

想えばいい？

君が知らない誰かになって

すれ違ってみたいな

ちょっと寂しくなるけど

不思議と心地は良くなるさ

繕った笑顔も

気の利いたことも言わんくていい

気がつかなくていい

悲しみだけは寄り添うから

悦に浸る　誰もかもみんな

お前さえも　消えて欲しいのさ

んー、それは違うか

世界のどこかで　あなたが踊ってても

向かい合うのはどこかの誰かで

主役は僕じゃない

ミラーボールの光の一つが消えてしまっても

誰も気にせず　腰を動かして

踊り続けるよ

君が知らない誰かになって

すれ違ってしまえば

すぐに冷めてく温度も

期待もいつかはなくなるさ

繕った笑顔が導くベタな妄想も

誰にも言えない

虚しさだけは寄り添うかな

君は知らない「誰か」になって

すれ違っていくんだ

僕は踊り続けるよ

形や言葉や日々を捨て

繕った笑顔も

気の利いたことも言わんくていい

答えはなくていい

どうせつまらないものだから

さよなら