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東京・LAを拠点に活動する国際派ヒップホップクルー、CIRRRCLE。
自ら「ハッピーヒップホップ」と題する彼らのサウンドは、人種や生い立ちの異なるメンバーそれぞれの人生から得た等身大の思いや悩みを込めたリリック、ヒップホップの枠にとらわれない、様々なジャンルの要素を取り入れたトラックで独自の立ち位置を築きつつある。
結成2年あまりという短い活動期間ながら、昨年リリースされたEP「Fast Car」がSpotifyグローバルの巨大プレイリスト「New Music Friday」に掲載、以降ライブ活動を本格化させ、2019年4月にはRed Bull x 88 rising主催の「Japan Rising」に出演、5月には米ロサンゼルスでのライブ出演を果たすなど、その勢いはとどまるところを知らない。
本作は2019年2月からスタートした、毎月どこかの水曜日で新曲をリリースするプロジェクト「Happy Wednesdays」の最終章となる楽曲だ。4つ打ちとトラップ的な要素を組み合わせたリズムとうねるベースラインで終始踊らせるトラックに仕上がっている。また、メンバーのJyodanがロサンゼルスの上空に夜な夜な飛び交う警察のヘリコプターから着想を得たという歌詞は、人生の中のどうにもならない厳しい局面で、大切な人やものを守るために小さな罪を犯すことは、悪いことだろうか、と善悪を問いかけるテーマ性の深い内容になっている。
メロウでソウルフルなウィスパーボイスを持つAmiideを中心に、東京で活動するインディペンデント・アーティスト3人からなる、クリエイティブ・コレクティブチーム「CIRRRCLE」(サークル)。 Amiideの歌声と、Goldlinkを彷彿とさせるJyodanのラップ、ヒップホップやビートシーンの音を巧みに取り入れるビートメイカーのA.G.Oが作り出すサウンドが混ざり合い、強烈なグルーヴを生み出す。
CIRRRCLE