

白みだす朝に追われるように目を閉じかけては開いて
数日ぶりの晴天もなんだか目障りになってきて
目立ちたがり屋の車の音でやっと目が覚めた午後三時
三度寝後の気怠さも夜の前触れも嫌になって
もう最悪だもう最悪だまた迷宮入りの自己嫌悪
明日のことだとかこれからだとかわからなくなっていく
ああもうどうでもいいことなんて君のポケット揺らすイヤホンで塞いで
僕のグルーブに乗ったらさあほら1,2,3で踊ってみようぜ
カンパネルラが響いて耳鳴りだけが残るこんな夜も
僕がギターを鳴らすからほらもう1,2,3で笑っていようぜ
形だけ取ってくっつけたような正論なんて要らないし
たった一つの真実も見る角度によって変わっちゃうし
二千年掛けて出した答えも結局はただの平均値
優しさ纏った善人も僕には立派な悪者なんだ
正しさだとか間違えだとか誰かが決めつけたルールで
鍵を掛けられては息も出来なくて僕がまた死んでいく
さあ三十億個の心音並べ五線譜の上で踊ってみようぜ
何小節でもいいよ君が心地いい音を並べてみようよ
そうしてできた譜面を疾うに嗄れた声で擦り最後は
青く濁るこのホールでたった一人だけのスタンディングオベーションを
さあ星間列車に乗って僕が奏で始めた音の世界に
君の声が重なって いくよ
カンパネルラが響いて耳を塞ぎたくなるこんな夜も
もう一度僕が鳴らすからさあほら1,2,3で踊ってみようぜ
反重力彩った音色も君が望む限り僕がいつまでも搔き鳴らすから
さあさ、下手くそでいいアンコールを頂戴
- 作詞者
ねるめ
- 作曲者
ねるめ
- プロデューサー
ねるめ
- ギター
ねるめ
- ベースギター
ねるめ

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鐘と五線紙と星間列車 (feat. 可不)
ねるめ