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サーモンピンクから新しいシングル、「ウィドウ・ウェンジェル」がリリースされた。彼らの今回の作品はストレートなロックでありながら、同時にシティーポップの要素をもった特異な楽曲となっている。
「ウィドウ・ウェンジェル」というタイトルには聞き馴染みがないかもしれない。「ウィドウ・ウェンジェル」とは幼児が発音する「リトル・エンジェル」をもじっている。
歌詞は口数少なくとてもシンプルだが、楽曲においては正反対で、楽器全てがせわしなく演奏している。楽曲と歌詞との矛盾がこの曲の面白みの一つである。
サーモンピンクにとって今までにない、子供のような遊び心を全体的に意識した新しい作品となっている。
東京を拠点に活動するインディーロックデュオ、Salmon Pinkが放つ初のEP作品。 今作は彼らの持つ普遍的なソングライディングセンスはそのままに、サイケデリックでオーガニックなサウンドが強調されている。 録音の殆どをレーベルの約7畳一間のホームスタジオでおこない、収録楽器の殆どをメンバーのEddyとLeoで演奏した今作は、宅録的な箱庭ムードが漂いつつとてもポップ且つフレンドリー。 1発録りのスパークルなフォークソングm1 から始まり、10年代以降のオルタナティブインディロックを感じさせる佳曲m2 を経由、m3,4でそれぞれ深い海の底やピンクの空へとトリップしたのち、ラストのメロウなソフトロックナンバーm5でアイコニックなギターフレーズと共にアルバムを締めくくる。 インディオルタナティブロックという枠組みの中でも、光り輝く宝石のような強いポップネスを持った彼らの楽曲たちは、今よりより多くのリスナーを虜にする可能性を秘めている。
Arp Records