Lyric

きみの前では　笑えるのに

独りになると　ため息こぼす

うまくやれてる　ふりをして

心の声を　ずっと伏せてた

「平気だよ」って　言いながら

胸の奥では　かみしめてた

誰にも見せない　表情を

今日もまた　ポケットにしまう

毎日ちがう　仮面を選ぶ

優しさ　強さ　どれが本当？

少しだけ　無理してでも

なりたい自分を　まとっていたい

それは　偽物じゃない

願いの形なんだ

仮面がくれた　その勇気で

今日も前を向けるから

憧れの背中　追いかけて

ぎこちないまま　真似をした

うまくなりきれなくても

何かが少し　変わっていった

独りの夜に　ほどける素顔

誰も知らない　本当の僕

だけどきっと　その両方が

ちゃんと僕を　つくってるんだ

だから　かぶるよ　また一つ

憧れに　近づくために

守りたいものがあるから

この仮面も　大切にする

嘘をついたんじゃない

笑顔を　選んだだけ

仮面の奥で　震えてる

本当の僕も　ちゃんといる

毎日ちがう　仮面を選ぶ

なりたい自分　手探りで

それでもいい　この道のりが

本物へと　つながってゆく

そしていつか　そっと外す

その日まで　守っていて

仮面越しの　この想いが

うまく　届きますように